市川ゼミの概要




 ◆ゼミ写真◆


   <目次>

 ◆基本方針

 ◆2年次演習

 ◆3年次演習春

 ◆3年次演習秋

 ◆4年次演習春

 ◆4年次演習秋

 ◆2〜4年次合同合宿

 ◆まち歩き

 

■基本方針

 ▼政治学科の一般的な学生が、普通の負担で対応できるゼミを心がけています。
 ▼同時に、将来の大学院進学を目指す学生に対して、進学準備の基礎を提供できるプログラムとしています。
 ▼報告レジュメ作成、報告(輪読)、レポート作成、ディスカッション、個人テーマ報告、専門書読解、論文作成など
  をつうじて、学生は多様な能力とスキルを身に着けます。

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■2年次演習

 
 ▼2年次演習は、現代日本政治論です。
 ▼1回に読む分量は、平均して40〜50頁程度です。
 ▼B〜Gでは、55年体制期の主要な特徴について、その後の変化と対比させつつ、項目ごとに考察します。
 ▼Hでは、3年次演習にむけて地方自治に関する議論をします。 また、新聞・雑誌記事などの各種データベースの使い方を解説します。
 ▼I〜Lでは、B〜Gで得られた知識を土台として、自民党の利益誘導政治について書かれた専門書を読みます。
 ▼Mでは、I〜Lの議論をまとめます。また、I〜Lの著書が演繹的な手法で書かれているので、対比の意味も込めて、
 事例分析を扱います。
 ※10月前半に、同志社びわこリトリートセンターで2〜4年次演習合同合宿を行います。
 ※※内容は、一定の範囲内で変更される可能性があります。

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■3年次演習春


 ▼輪読(文献読解)の回では、地方自治体の政治過程と政策課題などについて、項目ごとに考察します。
 ▼それ以外の4回(第5、10、13、14回)は、PC教室を使い、秋の個人テーマ報告にむけた準備をします。
 ※内容は、一定の範囲内で変更される可能性があります。

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■3年次演習秋

 ▼3年次の秋は個人テーマ報告が中心となります。
 ▼学生は、原則として、秋学期中に1回、個人テーマ報告をします。
 ▼テーマは、@政治過程・政策過程(日本または外国),
       A行政の組織と管理,
       B地方自治
  のいずれかに関することの中から、各人が選びます。
 ▼これまでの例ですと、3割ほどの学生が国政の政治過程に関することを、
  6割ほど学生が地方自治体の政策課題に関することを、残りがその他に関するテーマを選んでいます。
 ▼春学期から始めますので(上欄参照)、学生は十分に時間をとってテーマの選定と報告の準備をすることができ
  ます。学生の進捗度合に応じて報告の順番を決めます(早い場合は10月上旬、遅い場合は12月)。そのため、テ
  ーマが遅く決まった学生でも十分な準備期間をもって報告に臨めます。
 ※9月下旬に京都市中心部の「まち歩き」を実施します。
 ※※10月前半に、同志社びわこリトリートセンターで2〜4年次演習合同合宿を行います。
 ※※※3年次秋から就活が始まります。4年次春ほどではありませんが、それでも、セミナーや説明会、あるいはイ
    ンターンシップなどで欠席せざるを得ない場合が出てきます。
     これに加えて、移動の問題もあります。梅田や淀屋橋などとの往復の問題です。学生の出席しやすさを考慮
    して、3年次秋と4年次春については対面(教室参加)とオンライン双方向方式(リモート参加)を併用した
    ハイブリッド方式でゼミを運営しています。

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■4年次演習春



 ▼4年次の春は、就活の時期と重なり、学生の欠席も増えるため、変則的なゼミの運営になります。
 ▼輪読(文献読解)形式で行いますが、就活期の学生の負担を考慮し、通常の輪読形式と異なり、学生に報告分担
  を課さない方式で運営しています。
 ▼また、欠席せざるをえない学生がいることを考慮し、数回かけて読む著書ではなく、一回で読み切れる論文を扱
  うことにしています。
 ▼3年次までの学修の延長線上にある「日本政治論」、「地方政治論」、「行政学」に加えて、新たに「政治経済
  学」の文献にも取り組みます。
 ▼就活が終了した学生は、秋の報告(卒論にむけた準備)に取り掛かります。
 ※3年次秋に引き続き、4年次春についても、学生の出席しやすさや移動の負担等を考慮して、対面(教室参加)
  とオンライン双方向方式(リモート参加)を併用したハイブリッド方式でゼミを運営しています。
 ※※内容は、一定の範囲内で変更される可能性があります。

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■4年次演習秋

 ▼4年次の秋は、卒論(ゼミ論)執筆にむけた個人テーマ報告が中心となります。
 ▼学生は、原則として、秋学期中に1回、個人テーマ報告をします。
 ▼大半の学生は、3年次秋の報告を土台として、それを充実させるかたちで報告をまとめますが、まれに新規の
  テーマを選ぶ学生もいます。
 ▼報告後は、卒論の執筆に取り掛かります。
 ※10月前半に、同志社びわこリトリートセンターで2〜4年次演習合同合宿を行います。

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■2〜4年次演習合同合宿(同志社びわこリトリートセンター)

 ▼毎年10月前半に、同志社びわこリトリートセンターで1泊2日の2〜4年次演習合同合宿を実施しています。
  (最近はコロナ禍で中断していましたが、今年から再開する予定です。)
 ※ 以下の写真は、いずれも解像度を下げて掲載しています。

   ◆2〜4年次合同ゼミ
 ・3回生(または4回生)が個人テーマ報
 告をします。
 ・2回生は、これを通じて、来年度の自己
 の個人テーマ報告について、一定のイメー
 ジをもつことができるようになります。

   ◆就活説明会
 ・4回生が、2回生と3回生に就活と公務員試
 験について、自己の体験も踏まえて説明します。
 ・民間組と公務員組とに分かれて説明します。
 ・代表者による説明後は、個別ブースによる
 質問の受付などもしています。
 ※最近はコロナ禍で合宿が中止となっていま
 したので、代わりにキャンパス内の教室で就
 活説明会を実施しました。

     夜はキャビンで
 コンパです。
   
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■まち歩き(京都中心部探策)

 ▼3年次の9月下旬、秋学期が始まる直前の時期に毎年、京都市中心部の「まち歩き」を実施しています。
 ▼京都の街並みの観察、現存し公開している町家の見学などをします。いわゆる路上観察学です。
 ▼例えば、2007年から実施されている全国的にも珍しい京都市の景観政策(いわゆるダウンゾーニング)が
  実際に街並み形成に与えている影響などについて、実地に観察し、まちづくりという営みを体感します。
 ▼ほかに旧日銀京都支店、旧明倫小学校など、近現代の名建築を楽しみます。

  明倫小学校(京都芸術センター)
・1931年(昭和6年)建設のモダンな小学校です。
・京都の山鉾町の皆さんの財力と教育への熱意と
美意識が伝わってきます。
・現在は京都芸術センターとして、若手芸術家の
インキュベーター機能を果たす施設として使われ、
全国的にも注目されています。
(左上:教室棟入口、左下:大広間、右上:玄関、
 右下:教室)

   


    ◆キンシ正宗堀野記念館
・現在伏見にある酒造業者の多くは、かつては京都
中心部に酒蔵を構え酒造りをしていたとのこと。
・キンシ正宗は、伏見に移転した後も、かつての本
拠地であった京都中心部の町家と蔵の一部を保存し、
「堀野記念館」として一般公開しています。
(※23年7月をもって閉館となったようです。)
    
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